測距センサー、LV-EZ4もPIC経由でArduinoと接続中

現在GVCでは、対応センサーを急ピッチで整備中です。

PIC(12F1822を主に使用中)でI2Cインターフェースを使ったデータのやり取りについてはすでに開発済みですので、あとはPICに接続するセンサーからデータを読み込むためのハードとソース部分を、国内では秋月マルツ、海外ではwww.mouser.comなどからあれこれと買ってきてはテストをしています。そもそもI2C対応で作るより買ったほうが安いものはスイッチサイエンスストロベリーリナックス等にもありますので、コストを常に考えての開発となります。

この動画はMaxbotix製の測距センサー(近接センサー)であるUltrasonic Range Finder LV-EZ4に関するハード、コードの開発状況です。LV-EZシリーズ自体は距離に応じた電圧がアナログ出力されるので、それをPIC側で読み込んでArduinoに送って加工し、GVCフォーマットでパソコン側に出力するという作業になります。(横の青色LEDのブレッドボードはPICへのプログラム焼き込み用なので直接は関係ありません(^-^;)

後半に出てくる文字列はデバッグ中なのでその他の一般メッセージフォーマットで、LV-EZ4の出力電圧をそのまま見ても判るようにしていますが、実際にはこの読み取った電圧から実距離を計算して、GVCフォーマットでLinuxにおくり、SYSLOG経由で距離データを出力します。

このセンサーと、各種スイッチや別途USB接続したWEBカメラなどとあわせることで、よりシステマッチックでプログラマブルな検知・監視・防犯システムなども安価で構築できるようになるでしょう。

GVCプロジェクトでは、まだまだいろいろなセンサーやスイッチ類をGVCに対応させたいと考えています。「こんなのあるよ」とか「これ使って(笑)」とか「こういうシステムが出来ないかな?」というご連絡、ご提供、ご質問は大歓迎です。こちらのページからお気軽にご連絡下さい。